レビュー

「Leitz Phone 2」クイックフォトレビュー

 ソフトバンクが18日に発売する、独ライカカメラ監修の5Gスマートフォン「Leitz Phone 2(ライツフォン・ツー)」。価格は22万5360円となっている。

 本稿では、「Leitz Phone 2」のクイックフォトレビューをお届けする。

外観

 「Leitz Phone 2」は、「Leitz Phone 1」の後継モデルとして発表されたスマートフォン。独ライカカメラが監修し、製造はシャープが担う。カラーは「ライカホワイト」のみとなる。

 本体の大きさは約161×77×9.3mmで、重さは約211g。側面には、“ローレット”と呼ばれる細かい凹凸状の加工が施されている。

端末上部
端末下部
端末側面(右)
端末側面(左)
“ローレット”と呼ばれる加工
端末下部には“ライカ監修”を示す文字も

 メモリーは12GB、ストレージは512GB。最大1TBのmicroSDXCカードをサポートする。

 「クイックスタート」などのマニュアル類に加え、アクセサリーとして、マグネット式の専用レンズキャップとケースも同梱される。

同梱物
専用レンズキャップとケース(表面)
専用レンズキャップとケース(裏面)
専用レンズキャップ・ケース装着時

 ディスプレイの大きさは約6.6インチ(WUXGA+)となっている。最大表示可能色数が10億色の「Pro IGZO OLED」が採用され、240Hz駆動に対応する。

カメラと作例

 独ライカカメラ監修の1インチイメージセンサー(約4720万画素)を搭載。全画素Octa PD AF方式に対応し、動く被写体にもスピーディーにピントを合わせられる。

 “ライカらしい”写真の撮影モード「Leitz Looks(ライツルックス)」では、「Summilux(ズミルックス) 28」「Summilux 35」「Noctilux(ノクティルックス) 50」の3モードが用意される。

 フィルターとして、先代の「Leitz Phone 1」における「Monochrome(モノクローム)」に加え、初期設定の「Original(オリジナル)」、「Cinema Classic(シネマクラシック)」「Cinema Contemporary(シネマコンテンポラリー)」も利用できる。

 本稿で紹介する作例はすべて、タップまたはクリックで元ファイルへアクセスできる。

0.7倍(超広角)
1倍
2倍
6倍
1倍
「Leitz Looks」の3モード(フィルターは初期設定の「Original」)
「Summilux 28」
「Summilux 35」
「Noctilux 50」
フィルターによる違い(すべて「Summilux 35」)
「Monochrome」
「Cinema Classic」
「Cinema Contemporary」
夜景モードあり
0.7倍(超広角)
1倍
2倍
夜景モードなし
0.7倍(超広角)
1倍
2倍
カメラアプリのインターフェイスと設定画面

主な仕様

 チップセットはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 1」で、バッテリー容量は5000mAh。防水防塵のほか、おサイフケータイをサポートする。

 また、日の出後と日没前の、写真撮影に最適とされる時間帯“ゴールデンアワー”を正確に知ることができる機能として、「Golden Hour Widget(ゴールデンアワーウィジェット)」が用意される。

インターフェイスや設定画面
「Golden Hour Widget」
主な仕様
項目内容
カラーライカホワイト
OSAndroid 12
大きさ約161×77×9.3mm
重さ約211g
チップセットSnapdragon 8 Gen 1
メモリー12GB
ストレージ512GB(最大1TBのmicroSDXCカード対応)
ディスプレイ約6.6インチWUXGA+(1,260 × 2,730ドット)
Pro IGZO OLED
アウトカメラ・有効画素数 約4,720万画素 CMOS
F値1.9レンズ[焦点距離19mm相当]
電子式手ブレ補正
・有効画素数 約190万画素 測距用センサー
インカメラ有効画素数 約1,260万画素 CMOS
F値2.3レンズ[焦点距離27mm相当]
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.2
バッテリー容量5,000mAh
防水/防塵IPX5・IPX8/IP6X
認証顔認証、指紋認証
おサイフケータイ/NFC対応