レビュー
トーンモバイル「TONE e22」ハンズオンレポート
2022年5月11日 00:00
ドリーム・トレイン・インターネットとトーンライフスタイルは、5G対応スマートフォン「TONE e22」を6月1日に発売する。
5G SA(Stand Alone)対応などハード面の新機能だけでなく、トーンモバイルの実証プロジェクト「TONE Labo」では、健康サービス「TONE Care」や暗号コイン「TONE Coin」、アンチフィルターバブルなどトーンモバイルが今後リリースを目指すサービスをいち早く利用できる。
本稿では、「TONE e22」の実機を写真でレポ―トする。
本体デザイン
本体の大きさは164.7×76.5×8.9mm、重さは約191g。全体が少し丸みを帯びた形状で、カメラ部の出っ張りもなめらかに加工されている。
背面は「特殊な塗装」(トーンモバイル代表石田氏)が施されており、背面の中央と縁で光の反射が異なり立体感が出るようになっている。手触りは、さらりとしたマット感を感じられ、長期間の利用でもストレスを感じにくい印象を受けた。
健康サービス「TONE Care」
「TONE Care」は、オンラインで医師に健康相談できるサービス。端末のセンサー情報やアプリの利用時間などを分析し、たとえば「子どものゲーム時間が基準を超えた」場合などにユーザーとその保護者に通知し「スマホ依存症」の相談を促す機能を備えている。
暗号コイン「TONE Coin」
「TONE Coin」は、ブロックチェーン技術を活用した暗号コインシステム。暗号通貨「Ethereum」(イーサリアム)互換のネットワークを利用したもので、対応端末と通信を繰り返し行うことで発掘できるという。
通信により発掘する仕組みだが、「TONE Labo」のモニター参加中、発掘作業に関わるパケット通信量はカウントフリーで利用できる。
ダッシュボードとフィルターバブル
ダッシュボードでは、ユーザーの行動履歴やアプリの利用状況などを確認できる。また、ユーザーの好みを分析し、新たなジャンルの発掘や好みのジャンルを深掘りできる「フィルターバブル機能」を備えている。
主な仕様
- 機種名
- TONE e22
- サイズ
- 164.7×76.5×8.9mm
- 重さ
- 約191g
- チップセット
- MediaTek Dimensity 700
- メモリー
- 6GB
- ストレージ
- 128GB
- ディスプレイ
- 6.67インチ液晶ディスプレイ
- 解像度
- FHD+(2400×1080)
- アウトカメラ
- 4800万画素+広角800万画素+深度200万画素
- インカメラ
- 1300万画素
- バッテリー容量
- 4000mAh
- ワイヤレス充電
- 対応(Qi)
- Wi-Fi
- IEEE802.11 b/g/n/ac
- Bluetooth
- Bluetooth 5.2
- 5G対応バンド
- n77、n78、n79
- LTE対応バンド
- B1、B2、B3、B4、B5、B8、B18、B19、B41
- SIM
- nanoSIM+eSIM
- 生体認証
- 指紋、顔