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日本で携帯電話に使われる4G/5G周波数まとめ

NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの周波数一覧

更新日時:2023年1月24日12:00

 日本中だいたいどこでもつながる携帯電話サービス。5Gサービスも始まって久しくSIMフリー端末も充実するなど、通信会社間の移動がしやすい環境も整ってきた。

 一方で悩むのは、自分が乗り換えたい通信会社・買い替えたいスマホがちゃんと通信につながるかどうか。そこで本稿では、携帯電話各社が利用する周波数(バンド)を一覧にした。

 本稿で掲載しているのは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが利用している4Gと5Gの周波数(バンド)。下記の表を契約する通信会社・購入するスマートフォンがちゃんとサービスを利用できるかどうかの参考としてほしい。本稿の情報は2023年1月19日時点のものとなる。

各社が利用する4G周波数

 5Gが登場したものの、まだまだスマートフォンで通信を使ううえで主役になるのは4G。端末持ち込みでの通信会社の乗り換えや端末の買い替え時にはまずここを確認しよう。

各社の4G LTE割り当て
周波数帯NTTドコモauソフトバンク楽天モバイル
700MHz帯B28B28B28
800MHz帯B19B18/B26B18*1
900MHz帯B8
1.5GHz帯B21B11B11
1.7GHz帯B3B3B3B3
2.0GHz帯B1B1B1
3.5GHz帯B42B42B42

*1:楽天のB18はKDDIローミング時

各社が利用する5G周波数

 5G通信は対応する端末でのみ利用できる。4G端末では5Gを利用できないので、注意しよう。

各社の5G割り当て
周波数帯NTTドコモauソフトバンク楽天モバイル
700MHz帯n28n28n28
1.7GHz帯n3n3
2.3GHz帯n40*2
3.4GHz帯n78n77
3.5GHz帯n78n78
3.7GHz帯n78n77/n78n77n77
4.5GHz帯n79
28GHz帯n257n257n257n257

*2:2023年度下半期にサービス開始予定

 上記以外にも、KDDI傘下のUQコミュニケーションズがauの4G/5Gに対応する「WiMAX +5G」や「WiMAX 2+」で利用する2.5GHz帯の一部を5Gに転用してサービスを提供している。