レビュー
iPhone XS/XS Max/XR、歴代モデルとサイズ比較
2018年9月15日 14:00
Appleから発表された「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」。サイズと重さを、歴代モデルと比較する。
iPhoneは複数世代のモデルにわたって同じデザインを採用するケースが多い。本稿では、発表されたばかりのiPhone XS/XS Max/XRを含め、これまで発売されてきたiPhoneをデザインの世代で分類し、それぞれの世代の代表的なモデルの大きさや重さを表にまとめつつ解説する。
なお、表中にあるサイズと重さは、同一デザインの世代で最初期のモデルを記載している。同じデザインの世代でもモデルによって大きさ・重さが若干異なる場合がある(iPhone Xは174g、iPhone XSは177gなど)。
大きさ | 重さ | |
iPhone XS Max | 157.5×77.4×7.7mm | 208g |
iPhone XR | 150.9×75.7×8.3mm | 194g |
iPhone X/XS | 143.6×70.9×7.7mm | 174g |
iPhone 8 Plus | 158.4×78.1×7.5mm | 202g |
iPhone 8 | 138.4×67.3×7.3mm | 148g |
iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plus | 158.1×77.8×7.1mm | 172g |
iPhone 6/6s/7 | 138.1×67.0×6.9mm | 129g |
iPhone 5c | 124.4×59.2×8.97mm | 132g |
iPhone 5/5s/SE | 123.8×58.6×7.6mm | 112g |
iPhone 4/4S | 115.2×58.6×9.3mm | 137g |
iPhone 3G/3GS | 115.5×62.1×12.3mm | 133g |
iPhone | 115×61×11.6mm | 135g |
本体の大きさ・重さは、ディスプレイサイズの影響が大きく、大きなディスプレイを搭載するモデルの方が大きく重くなる傾向がある。しかし技術の進化や仕様の変更、素材の特性の影響もあり、たとえば3.5インチディスプレイのiPhone 4に比べると、より大きな4インチディスプレイのiPhone 5の方が薄くて軽くなっている。金属筐体が軽く、プラスチック筐体やガラス背面パネルのモデルは重たくなる傾向もあり、たとえばサイズではほとんど同じ金属筐体のiPhone 7とガラス背面パネルのiPhone 8を比べると、iPhone 8の方が10gほど重たい。
今回発表になったiPhone XS/XS Max/XRについては、すべて背面がガラスパネルのデザインとなっていて、ディスプレイサイズも大きいことから、iPhoneシリーズとしては重ための端末ばかりだ。側面に露出するフレームはいずれも金属だが、iPhone XS/XS Maxは光沢仕上げのステンレススチール、iPhone XRはマット仕上げのアルミフレームという違いがある。
大きさ・重さの数値を見ると、iPhone XSはiPhone Xとサイズが同じで重さもほぼ同じだ(3g重たくなっただけ)。iPhone XRはiPhone 8 Plusを一回り小さくしつつ厚みの増したサイズとなる。
iPhone XS MaxはiPhone 6 Plus系のサイズをそのまま縦に長くしたようなイメージ。最も重かったiPhone 8 Plusを超える208gとなっていて、手に持ったときにずしりとくることを予想させる。一方でiPhone XRはやや厚みがあり、大きさに対して重たいが、バッテリーサイズやディスプレイの仕様の影響か、持続時間も最長となっている。