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【熊本地震】携帯の通信障害が18日も継続、各社の状況

ドコモは18日朝から熊本県の固定電話につながりにくい状況

 4月14日、16日に発生した熊本地震の影響で、携帯電話が利用しづらくなっている各社の通信障害の状況をまとめた。

 各社からは安否確認のための伝言板サービスが提供されている。公衆無線LANスポット(Wi-Fiスポット)ではSSID「00000JAPAN」が無料で開放されている。Wi-Fiスポットの開放については別記事も参照していただきたい。

NTTドコモ

 18日10時30分時点で、通信障害が発生しているエリアは以下の通り。

 熊本県の南阿蘇村、阿蘇市、菊池郡大津町、菊池市、上益城郡御船町。大分県の日田市。

 移動基地局車で通信エリアが一時的に回復されているのは、熊本県の阿蘇市・阿蘇郡西原村、大分県の日田市。

固定宛で通信規制

 18日8時42分頃から、全国のNTTドコモの携帯電話を対象に、熊本県内の固定電話宛にかける通話が一部つながりにくい状況が発生している。原因は音声通話の増加で、通信規制が実施されているため。

 通信障害は4月14日の前震から1日経過した15日午後に発生、16日正午前には回復していた。18日朝からは音声通話の増加で、通信規制が実施された形。

【訂正 2016/04/19 15:49】
 初出時、「ドコモ側の設備の許容量を超えているとみられる」と記載していましたが、NTTドコモによると、18日以降で日中につながりにくい状況は、輻輳(ふくそう)ではなく通信規制を実施しているためとのこと。関連する文章を修正しました。

KDDI

 18日10時時点で、通信障害が発生しているエリアは以下の通り。

 熊本県の阿蘇市赤水、阿蘇郡南阿蘇村・高森町。大分県の玖珠郡九重町。

 移動基地局車で通信エリアが一時的に回復されているのは、高森町役場、南阿蘇村役場、南阿蘇村長陽庁舎の周辺。

【追記 2016/04/18 18:50】
 18日15時時点で、通信障害が発生しているエリアは上記と同じ。

ソフトバンク

 18日12時(正午)時点で、通信障害が発生しているエリアは以下の通り。

 熊本県の阿蘇市、阿蘇郡小国町・高森町・南阿蘇村。大分県の玖珠郡九重町。

 一部地域では、移動基地局車や可搬型基地局が配備されているほか、係留気球無線中継システム(気球基地局)で臨時の基地局が設置されている。

ワイモバイル

 18日12時(正午)時点で、ワイモバイルとして通信障害が発生しているエリアは以下の通り。

 熊本県の阿蘇市、阿蘇郡南阿蘇村。

ワイモバイルのPHS

 18日13時時点で、ワイモバイルのPHSサービスで通信障害が発生しているのは以下の通り。

 熊本県の上益城郡益城町、阿蘇郡西原村。

UQコミュニケーションズ

 18日13時時点で、熊本県でWiMAX/WiMAX 2+に通信障害が発生しているエリアは以下の通り。

 熊本県の熊本市東区沼山津3丁目・西原1丁目、上益城郡益城町安永、阿蘇市赤水・内牧・蔵原、阿蘇郡南阿蘇村一関、阿蘇郡西原村小森。

太田 亮三