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10代が触れた広告、テレビCMを抜いてスマホ広告が最多に

 ジャストシステムは、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年12月度)」の調査結果を公開した。調査は同社のアンケートサービス「Fastask」を利用して実施され、15歳~69歳までの男女計1100名が対象。5歳ごと年代別で男女それぞれ50人が回答している。

SNSや動画サイトなどの利用状況

 SNSや動画サイトなどの利用状況では、YouTubeの利用率が69.7%ともっとも多かった。LINEが47.3%とやや増加し、Facebook(37.5%)やTwitter(35.4%)は横ばいの傾向を見せている。Instagramは、認知率が前年同月の48.7%から72.8%と大幅に上昇し、利用率も8.3%から13.4%へとやや増加している。

 接触頻度が高かったと感じる広告媒体は「テレビ」が38.5%ともっとも多く、「パソコンで表示される広告」(27.8%)、「スマートフォンで表示される広告」(24.4%)と続いた。10代ではこの順序が逆転し、「スマートフォンで表示される広告」が47.4%と、「テレビ」(33.3%)を抜いて最多となった。

 アプリのジャンルごとに1日の利用時間をきいた設問では、10代のユーザーの平均で「SNSアプリ」が68.5分と最も多く、「ゲームアプリ」が58.8分、「動画アプリ」が58.1分と続いた。

 調査結果の詳細は、ジャストシステムが運営する「Marketing Research Camp」で無料のレポートとして公開されている。

石井 徹