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10代の過半数はスマホでドラマ視聴、無料の広告付きプランを希望

ニールセンが動画利用実態調査

 ニールセンは、「スマートフォン・メディア利用実態調査」を実施し、その中からスマートフォンユーザーの動画コンテンツの利用状況や動画広告に対する意識をまとめ、発表した。

 調査は2015年6月9日~10日にかけて実施され、全国の13~69歳の男女、3010人が対象になった。

 コンテンツの利用率の面では、スマートフォンから「映画やドラマなどの動画」コンテンツを利用する割合は36%で、3人に1人という結果になった。年代別では若年層ほど高く、10代では55%がスマートフォンから「映画やドラマなどの動画」を視聴している。

スマートフォンからの「映画やドラマなどの動画」コンテンツの利用率
出典:Smartphone Media Insight Report 2015

 サービスプランでみると、今後利用したい、もしくは今後も利用したいと回答したプランは、「広告が表示される無料プラン」で、36%になった。「定額料金で利用し放題」は6%と、無料と有料では大きく差が開いた。「広告が表示される無料プラン」を利用したいと回答した人を年代別で見ると、年代が若くなるほど高く、10代では48%に上った。

今後利用したい「映画やドラマなどの動画」のデジタルコンテンツのサービスプラン
出典:Smartphone Media Insight Report 2015

 動画広告に対する意識も調査されており、「コンテンツが無料なら動画広告が流れても良い」という回答は34%で最も多く、「コンテンツに関連すれば流れても良い」も27%で続いている。

動画広告に対する意識 TOP2 (あてはまる + まあ、あてはまる)
出典:Smartphone Media Insight Report 2015 ※回答者母数は、スマートフォン上で広告を見たことのある人

太田 亮三