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京セラ、「TORQUE」シリーズをドイツとフランスで今春発売

TORQUE KC-S701

 京セラは、高耐久性をウリにするAndroidスマートフォン「TORQUE KC-S701」を今春以降にヨーロッパ市場で販売すると発表した。

 TORQUEシリーズは、米国国防総省の調達基準(MILスペック)に準拠した高耐久性を備えており、2013年に米国市場で発売された後、日本やカナダ、コロンビアでも販売されてきた。

 同社では今回、ドイツとフランスにおいて今春よりSIMフリー端末として「TORQUE KC-S701」を発売。法人市場とコンシューマー市場の両面の開拓を狙う。

 KC-S701は、4.5インチ、1280×720ピクセルのディスプレイ、8メガのアウトカメラ、2メガのインカメラを装備しており、チップセットはMSM8929(1.4GHz、クアッドコア)を搭載する。メモリは2GB、ストレージは16GB。OSはAndroid 4.4で、バッテリー容量は3100mAh。SIMカードスロットはnanoSIM対応で、通信方式はLTE(Band 1/3/7/20)、3G(2100/1900/850/900)、GSM(850/900/1800/1900)をサポートする。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。NFCやワイヤレス充電のQiにも対応する。大きさは136×68×13.5mm、重さは182g。

 同社では、3月に開催されるイベント「Mobile World Conress 2015」(スペイン)と「CeBIT 2015」(ドイツ)に同端末を出品する予定。

湯野 康隆