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2014年4月~6月のスマートフォン出荷台数は24%減――IDC調査
(2014/11/6 13:00)
IDC Japanは、国内モバイルデバイス市場の2014年第2四半期(4~6月)の出荷台数実績と2014年~2018年の市場予測を発表した。
それによると、2014年第2四半期のスマートフォン、タブレット、パソコン、通信データカードを含む国内モバイルデバイス出荷台数は、前年同期比7.6%減の1139万台となった。マイナスの要因についてIDCは“総務省指導により通信事業者の販売奨励金戦略が大幅に見直され、販売台数および出荷台数が大幅に減少した”としている。これにより、スマートフォンの出荷台数は前期比24.6%減の492万台となっている。
一方、タブレット(eReaderを含む)の出荷台数は、前年同期比12.2%増の203万台となり、プラス成長を維持。要因としては、NTTドコモ向けLTE対応Android端末が大幅に増加したことに加え、法人向け需要も拡大傾向にあることなどが挙げられる。
こうした市場の動きを鑑みてIDCでは、国内モバイルデバイスの2014年~2018年市場予測を発表した。2015年の予測は「スマートフォン市場がプラス成長に転ずること、また、タブレット市場は引き続きプラス成長を維持する」としている。