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ワイヤレス給電「Rezence」が50Wの規格を策定

ノートPCや家電も対象に

 「Rezence」(レゼンス)のブランドでワイヤレス給電規格を展開する団体「Alliance for Wireless Power」(A4WP)は、最大50Wまでの機器を対象にした規格を策定した。また、同団体は会員数が100社を超えたことも明らかにされている。

磁界共鳴型、6.78MHzで動作する「Rezence」

 「Rezence」に対応する機器は、今回の規格の拡大により、スマートフォンなどに加えて、より大きな電圧で給電を行うノートパソコンやタブレット、家電製品にも拡大できることになる。製品の発表や認証プログラムの拡充は、2014年末までに行われる予定。

 A4WPには、デルや富士通、フォックスコン、レノボ、パナソニックなどが参加。理事会メンバーにはブロードコム、インテル、クアルコム、サムスン電子などが含まれている。

太田 亮三