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スマホ利用額、半数は7000円越え~BIGLOBE調べ

 NECビッグローブは、Facebookページを通じて行ったスマートフォンの利用状況に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月3日~30日に実施され、有効回答数は1856件。そのうちAndroidユーザーが62%、iPhoneユーザーが32%、両方を使っているユーザーが4%となっている。

 ユーザーのうち、男性は60%、女性は40%で、20代以下が25%、30代が32%、40代が30%、50代以上が13%となっている。

平均は6785円

 端末代金と通信サービスの利用料を合算し、その平均を調べたところ、平均額は6785円となった。この平均額にAndroid、iPhone両方を使うユーザーは含まれていない。また7001円以上となるユーザーは全体の52%を占めている。

利用料の調査結果(NECビッグローブ報道資料より)

 「9001円以上」のユーザーは、Androidユーザーが24%、iPhoneユーザーが14%となった一方、「5001円~7000円」はAndroidユーザーが24%、iPhoneユーザーが39%となった。その中間にあたる「7001~9000円」では、両方とも32%だ。Androidユーザーのほうが高額になる傾向とも見えるが、「1001円~3000円以下」はAndroidが8%、iPhoneが2%となり、Androidのほうが安く利用できるようにも見える。

通話で工夫

 スマホ利用額に対する節約方法に関する設問では、「通話アプリの活用」(Androidで44%/iOSで47%)、「極力通話しない」(38%/42%)という工夫が目立つ。

 通信料への工夫では、Wi-Fiスポットの活用(26%/24%)もあるが、モバイルWi-Fiルーターは各12%とさほど大きな利用には至っていない。

節約方法の調査結果(NECビッグローブ報道資料より)

 このほか同調査では、スマートフォンでの不満としてバッテリーの持ちの悪さ、料金の高さが指摘されているほか、普段の利用としてSNSやカメラ、検索などが利用されていることが示されている。

関口 聖