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小田急ロマンスカー「EXE」にau Wi-Fi SPOT

小田急ロマンスカー「EXE」にau Wi-Fi SPOT

 小田急電鉄は、KDDI、UQコミュニケーションズと提携して、特急車両のロマンスカー・EXE(エクセ、30000形)内に、auの公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」のアクセスポイントを導入した。KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する公衆無線LANサービス「Wi2 300」も利用できる。

 小田急の30000形は、特急ロマンスカー用の車両として1996年3月から運行されている。現在、小田急では7編成を保有しているとのことだが、12月13日からは、そのうち4編成でアクセスポイントが設置され、「au Wi-Fi SPOT」として利用できるようになる。バックボーン回線はUQのWiMAXとなる。7編成全てでの展開は、2013年1月初旬になる予定。

 小田急では、「民営鉄道の有料特急車両に公衆無線LANサービスが導入されるのは国内初」と説明。いわゆる民営鉄道(私鉄)には、JRは含まれていない。なお小田急ではWi-Fiの拡充を図り、2013年2月中旬には、新宿の小田急外国人旅行センターで、外国人旅行者限定の無料公衆無線LANサービスを提供する方針を示している。

 あわせてUQでは、小田急の新宿駅、成城学園前駅、町田駅、本厚木駅など地下ホーム駅でWiMAXのエリア整備を進め、2013年3月末までに利用できるようにする。

関口 聖