ドコモのARROWS Tab LTEがAndroid 4.0に


 NTTドコモは、富士通製のタブレット端末「ARROWS Tab LTE F-01D」について、OSをAndroid 4.0にバージョンアップするソフトウェア更新の提供を開始した。また、Androidスマートフォン3機種「GALAXY S III SC-06D」「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」「L-02A」向けに、不具合を修正するソフトウェア更新の提供が開始されている。

「ARROWS Tab LTE F-01D」がAndroid 4.0に

 「ARROWS Tab LTE F-01D」向けには、OSをAndroid 4.0にバージョンアップするソフトウェア更新が提供される。更新されると、OS標準の機能として、インカメラで顔を認証してロックを解除できる「フェイスアンロック」機能に対応する。また、画面のスクリーンショットを保存できる機能も追加される。端末独自の機能として「NX!エコ」が追加され、時間帯ごとに省電力設定を自動的に切り替えることが可能になる。

 更新はWi-Fi、もしくはパソコン経由で行える。どちらも更新にかかる時間は最大約45分。自動更新には対応しておらず、手動で操作して更新を行う。更新中はほかの機能を利用できない。


「ARROWS Tab LTE F-01D」

 

「GALAXY S III SC-06D」

 「GALAXY S III SC-06D」では、動画撮影時に手ぶれ補正をオンにしていても、手ぶれ補正が正常に動作しない場合があるという不具合が修正される。更新にかかる時間は約5分。パソコン経由の場合は約13分。自動更新には対応していないため、手動で操作して更新する。更新中はほかの機能を利用できない。


「GALAXY S III SC-06D」

 

「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」

 「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」で修正される不具合は、画面ロック解除後に時計・インフォメーションのウィジェットの時間がずれる場合があるというもの。また、電話帳の機能を利用している際、まれに本体がフリーズする場合があるという不具合も修正される。更新にかかる時間は約11分で、初期設定では午前2~5時に自動的に更新される。更新中はほかの機能を利用できない。


「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」

 

「L-02A」

 「L-02A」では、海外の一部地域で、まれに正常に通信できない場合があるという不具合が修正される。更新にかかる時間は約14分。更新はWindowsパソコン経由で行う。


「L-02A」

 

(太田 亮三)

2012/9/27 13:58