Snapdragon採用のソニー・エリクソン製「URBANO AFFARE」


 「URBANO AFFARE」は、シックなデザインを採用し、アクティブエルダー層をメインターゲットとしたソニー・エリクソン製折りたたみ型携帯電話。端末プラットフォームはKCP 3.2を採用する。10月下旬以降に発売される予定。新規契約時の実質販売価格は、毎月割適用時で3万円台となる見込み。

 メインディスプレイは3.3インチ、854×480ドットのTFT液晶、サブディスプレイとして、約1.1インチの電子ペーパーを搭載する。約810万画素のCMOSカメラを装備する。URBANOシリーズ初のSnapdragon採用端末(QSD8650)となる。最大32GBのmicroSDHCカードに対応する。防水モデルながら、キーが独立している。

 ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、Bluetooth、緊急地震速報などに対応する。海外ローミング時には、CDMAのほかGSMローミングにも対応する。「Wi-Fi WIN」には対応しない。受信した音声のノイズを抑える「ノイズキャンセル」機能や、周囲の環境音に合わせて受話音量を調整する「自動音量調整」機能、高い音を聞き取りやすくする「はっきりモード」などの通話機能も充実している。

 ボディのフロント面にはメタルパネルを採用し、上質で優雅なデザインを実現。メタルパネルの質感はカラーごとに異なり、クラッシーオリーブはヘアラインとつや加工を施し、リアルブラックはヘアライン加工のみ、リュックスピンクはヘアライン加工を施さずにラメを塗り重ねている。ボディの背面は丸みを帯びていて、手になじみやすく持ちやすいフォルム。また、側面には指がかかりやすいように凹みが設けられ、片手でも開きやすい形状をしている。

 サブディスプレイ下部には「フロントキー」と呼ばれるボタンを配置し、ボタンを押すとランプが点灯してサブディスプレイを照らす。ランプは着信時やメール受信時にも点灯して、光り方を自分で設定することも可能。

 大きさは約109×51×16.4mm(最厚部17mm)で、重さは114g。連続待受時間は約260時間、連続通話時間は約220分。ボディカラーはクラッシーオリーブ、リアルブラック、リュックスピンクの3色展開。

【お詫びと訂正 2011/09/30】
 記事初出時、「端末プラットフォームはKCP 3.0を採用」と記載しておりましたが、その後の調べで「KCP 3.2」であることが判明しました。お詫びして訂正いたします。



 




(津田 啓夢/鈴木友博)

2011/9/26 10:18