SH-07A/SH-08Aのソフト更新、iモードがJavaScriptに対応


 NTTドコモは、シャープ製FOMA端末「SH-07A」「SH-08A」2モデルにおいて、通信経由で端末ソフトウェアをバージョンアップできる「ソフトウェア更新」サービスの提供を開始した。最新版では、iモードブラウザのJavaScript機能が利用できるようになるほか、不具合の修正も含まれる。

 ドコモの2009年夏モデルでは、iモードブラウザの仕様が変更されたものの、JavaScript機能に不具合が見つかり、最初の端末が発表されてから約5カ月、JavaScript機能がOFFの状態で出荷されていた。

 10月23日、JavaScript機能への対応がアナウンスされ、対応機種のソフトウェア更新が順次提供されており、今回の「SH-07A」「SH-08A」についてもiモードブラウザのJavaScript機能が利用できるようになる。

 このほか不具合としては、サブメニューが表示できなくなる(SH-07Aのみ)、iモードメニューが起動できなくなる(SH-07A/SH-08A)といった事象が報告されている。今回のソフトウェア更新でこれらのバグも解消される。

 更新作業はバッテリーをフル充電にしてから実行する。作業には約12~13分かかり、更新中は通話やメールの送受信を含む携帯電話の操作が行えなくなる。作業に伴うパケット通信料は無料。店頭でのソフトウェア更新を希望する場合はドコモの故障取扱窓口で対応する。

SH-07ASH-08A

 



(津田 啓夢)

2009/10/29 14:37