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バルミューダ、「BALMUDA Good Morning Radio」ベータ版開始 AIで一人ひとりに合わせたラジオ番組を生成

 バルミューダは、パーソナルAIラジオ「BALMUDA Good Morning Radio」のベータ版を11月2日から提供する。「The Clock」ユーザーのほか、アプリ「BALMUDA Connect」のみで体験できる参加者を募集する。利用料は無料。

一人ひとりに向けたラジオ番組をAIで作成

 BALMUDA Good Morning Radioは、ユーザー個人の暮らしや興味にあわせて構成される10分程度のラジオ番組。ニュースや地域の天気、興味、関心に合わせた話題などを聴けるほか、「思いがけない話題」や「発見」に出会えるとする。

 話題は音楽や映画、本、食などの出会いにつながるコンテンツで構成される。ひとつの番組を多数の聴取者に届ける一般的なラジオやポッドキャストと異なり、パーソナライズされた内容を届けつつ、ラジオというメディアが持つ偶然の出会いも重視されているという。

 もともとはThe Clockユーザーのために発案されたアイデア。スマートフォンで同じ量の情報を得ようとすると、何度も画面を見なくてはいけないが、ラジオであれば自然に時間を過ごせると、バルミューダの寺尾玄社長はメリットを強調する。



気になる分野を自分で選択

 アプリから自身の気になる分野を選択でき、さらにフリーワードを入力することで興味を細分化できる。番組内では、一般的な時事ニュースに加えて、設定した興味関心に適合する「パーソナライズニュース」が流れ、自身の趣味などに関する情報を得られる。フリーワードに入力したワードそのものに関する情報よりも、そこから視野を広げて、関心がありそうな情報が流れる設計になっている。名前や住所など、個人情報の入力は必要ない。

 番組づくりは、バルミューダがテーマや視点をまとめており、全体の方向性を決めている。AIの制作力を合わせることで必要な情報を届けるだけではなく、新しい興味や行動につながるラジオを目指す。パーソナリティもAIで、男性と女性の2種類から選べる。キャラクターは今後増える予定。

 番組の最後に流れる「1分ストーリー」では、日替わりのテーマに基づいたトークが繰り広げられる。書籍や漫画、映画、音楽、散歩道、食といったテーマで、食のみ月曜日と木曜日の2回なのは「我々(バルミューダ)が食いしん坊だから」と寺尾氏。テキストは当初、寺尾氏自身が10店舗分を執筆し、それをもとにAIに特徴をつかんでもらい、300種類まで増やしたという。

バルミューダの寺尾玄社長

 週半ばにレストランの情報を受け取ることで、週末の外出の計画に役立てるなど、ユーザーが行動に移しやすいよう工夫されている。店舗のチョイスは、マクドナルドもあればロイヤルホストもあり、高級店に偏らないように配慮されている。

The Clockがなくても利用可能

 番組は、Wi-Fiに接続されたバルミューダの置時計「The Clock」に毎朝配信される。The Clockユーザーはバルミューダのアプリ「BALMUDA Connect」を通じて無料で利用できる。初期設定後は、本体のクラウン(つまみ)を長押しするだけで番組が再生される。配信は毎朝5時。毎日0時~5時の間で番組を生成している。

 The Clockを所持していない人も、抽選で1000人のベータ版ユーザーを募集する。The Clockがなくても「BALMUDA Connect」のみで利用できる。応募はバルミューダが用意する専用のWebサイトで受け付けており、応募期間は11月3日まで。11月9日に当選連絡が配信される予定となっている。The Clockユーザーは応募などの必要がなく、本体のソフトウェアアップデートとアプリの初回セットアップ後に利用できる。

 今後のサービス開発で得られた知見を活かし、プラットフォーム「BALMUDA Radio Station」としての展開も検討する。朝だけではなく、1日中いつでも聴ける仕組みやグローバルでの展開も構想にある。アプリやThe Clockでのサービスは無料となる一方、収益はこのプラットフォームを通じて確保することも視野に入れる。同社では、ベータ版を通じてユーザーの意見を集め、それをもとに番組内容や機能、利用体験の改善を進めるとしている。

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