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国内の折りたたみスマホ、2027年度に100万台突破へ 2025年度は33.4万台、MM総研調べ
2026年8月12日 16:00
MM総研は、折りたたみスマートフォンの世界および日本での出荷台数の分析結果、および一般消費者の認知・利用実態、購入意向のWebアンケート結果を発表した。2025年度の日本市場における出荷台数は33.4万台(全体の1.1%)に留まるものの、2026年の折りたたみiPhone登場などを契機に市場が拡大し、2027年度には102万台規模に達すると予測している。
世界・日本におけるシェア1位はサムスン 日本2位はモトローラ
2025年(1~12月)の世界でのスマートフォン出荷台数は12億2500万台で、うち折りたたみスマートフォンは1720万台と全体の1.4%を占めた。世界でのメーカー別シェアはサムスンが710万台(シェア41.3%)で1位。2位はファーウェイで580万台(シェア33.7%)、3位はモトローラで150万台(シェア8.7%)と続く。これら上位3メーカーで83.7%を占める結果となった。その他にはHonor、シャオミ、オウガなど中国メーカーが目立ち、特に韓国、中国、米国での人気が高い中、自国メーカーの端末が支持を集めていると分析する。
一方、2025年度(2025年4月~2026年3月)の日本でのスマートフォン出荷台数は3132.8万台で、うち折りたたみスマートフォンは33.4万台と全体の1.1%だった。日本のメーカー別シェアは、サムスンが22.6万台(シェア67.7%)で1位。2位はモトローラで6.3万台(シェア18.9%)、3位はグーグルで2.3万台(シェア6.9%)、4位はZTEで2.2万台(シェア6.6%)と続き、これら4社で100%を占める。
MM総研は、モトローラの2位について、折りたたみスマートフォンだけではないこと、またオープン市場(MVNO、家電量販店、ECサイト、メーカー直販などのSIMフリー市場)での躍進が目立つ点を挙げる。
日本における出荷台数は2030年度に153万台、年間台数の約5%に増加
2026年度は、アップルからの折りたたみiPhoneの発売が予想され、伸び悩む折りたたみスマートフォン市場が活性化する可能性があると指摘する。
MM総研では、2026年の世界折りたたみスマートフォン出荷台数は2150万台(前年比25%増)と予測。日本市場では2026年度に76万台(前年度比127.5%増)に倍増し、以降は2027年度が102万台、2028年度が121万台、2029年度が139万台、2030年度が153万台と増加し、2025年度比で4.6倍、年間スマートフォン出荷台数の約5%に拡大すると予測している。
利用理由は「閉じるとコンパクト」が約28%で最多
ユーザーアンケート調査は、15歳~69歳の男女で、折りたたみスマートフォンの利用経験がある544人、利用経験がない540人を対象に、2026年7月に実施された。
折りたたみスマートフォンの利用経験のある人の利用理由では、「閉じた時にコンパクトだから」が全体(27.6%)と縦開き型(30.5%)で最多、「開いた時に画面が大きいから」が横開き型(27.2%)で最多となった。全体では、次いで「割引・キャンペーンがあったから」、「折りたたみの構造が魅力的だから」と続く。
利用機能ごとに利用する画面についても、「ゲーム」は7.9ポイント、「動画視聴」は5.5ポイント、全体よりも全画面で利用するとの回答が高くなった。横開き型では閉じた状態の画面、開いた状態の全画面の両方で全体よりも利用が多いという。
未使用者の購入意向は10%、理由は「メリットがわからない」が41%で最多
今後の折りたたみスマートフォン購入意向についての質問では、折りたたみスマートフォンの利用経験がある人では「購入したい」が23.2%、「検討したい」が42.3%、「購入したくない」が34.6%となった。利用経験がない人では「購入したい」が10.0%、「検討したい」が41.9%、「購入したくない」が48.1%となった。利用経験がない人では今後も過半数近くが利用を考えていないことが明らかになったと指摘する。
加えて、購入したくない人の理由として、「折りたたみのメリットがわからない」が41.7%で最も高い。次いで「端末価格が高い」が29.9%、「故障しやすい」が19.2%、「本体が大きい・重い」が19.0%、「操作性が悪い」が15.4%、「欲しいメーカーの端末がない」が13.2%の順となった。




