ニュース
ドコモ前田社長が「ahamo40GB化は検証のため」、料金値上げへの考え方にも言及
2026年8月6日 15:16
ahamoの40GB化はニーズの検証
前田氏は、基本的にユーザーの使い方を検証するためと説明。トラフィック(通信量)が毎年20%増え、「ahamo」が20GB→30GBになってから約2年、経過したことも踏まえつつ、「1セッションあたりのデータ量も増えた。ここはお客さまがコントロールできる部分ではないと思う」として、利用環境が変化していることから、検証に至ったと語る。
「コストは増えている」
通信量が増え、厳しい目が注がれる通信品質への対策もあって、多額の投資がまだまだ求められる。
料金改定について問われた前田氏は「他社もすでに実施されているが、さまざまな(物・サービスの)価格が高騰している。(投資の)原資を得なければいけない構造も他社さんと変わらない」と語る。
「お客さまにご理解いただきながら、どういう形でやっていくのがいいのか。今も検討し続けてる。現時点で決めたものはないが、そういった認識です」と続けた。
値上げとahamoの関係
ahamoの40GB化は、全てのユーザーに適用されている。キャンペーンと銘打たれているが終了日も示されていない。今回の説明会でも「前の増量から2年経った」(前田氏)ことに触れられたことから、実質的な仕様改定とも受け止める向きがある。
その一方で、先述した通り、社会全体でのコスト増は当然、ドコモにも影響している。
ahamoの増量は実質的な値下げとも言える状況であり、ahamoが利用されれば、「ドコモ MAX」への乗り換えも進みづらく、ドコモの事業にとってはユーザー1人当たりの売上(ARPU)が伸びない可能性もあるのではないか――
そんな指摘に前田氏は「ahamoの検証は、料金政策とは独立した取り組み」と述べ「(ahamoの増量を)恒久化することを決めているものではない」とコメント。料金改定について「お客さまにとって、サービスのバランスを踏まえて考えたい」とし、料金値上げの必要性を示唆しつつも、踏み切れない状況にあることを示した。
