ニュース
iPhoneでレシート割り勘とマップAI強化、アップルアプリに今秋一挙導入へ
2026年6月10日 13:07
アップル(Apple)は9日、同社のデバイス向けに今秋リリース予定のソフトウェアアップデートで、マップやウォレットなどの各種サービスへ新機能を導入すると発表した。
Apple Developer Programを通じたテスト用の提供は9日開始で、パブリックベータ版はApple Beta Software Programを通じて7月に提供される。
Appleマップ
Appleマップでは、航空写真を鳥瞰図として確認できる「Flyover」が強化される。航空写真にAIを組み合わせることで、一部の都市の画像をより詳細に確認可能となる。
米国のユーザー向けには、最新のトレンドから関連する場所を提案する「ローカルリスト」が提供される。プライバシー保護重視の設計で、ローカルリストの情報が個々のユーザーに関連付けられることはない。
探す
デバイスの場所を確認・共有できる「探す」では、位置情報の共有期間を数分間から数日間まで細かく指定したり、共有を停止する日時を設定したりする機能が追加される。たとえば、家族と数日間の旅行をする際に自分の位置情報を共有できる。
Apple Watchでは、従来の「デバイスを探す」「持ち物を探す」「人を探す」アプリが統合され、新しい「探す」アプリとなる。アプリのインターフェイスはマップ中心のものとなり、家族や友人、デバイスを簡単に発見できるようになる。
Appleウォレット
Appleウォレットに関連する新機能として、カメラでレシートをスキャンして割り勘できる機能が追加される。メッセージアプリやAppleウォレット、または画面上の「ビジュアルインテリジェンス」で利用できる。
Siriモードを使ってレシートにiPhoneを向けると、Apple Cashで会計を割り勘にするための関連アクションが表示されたり、レシートの項目が識別されたりする。
また、iPhoneとApple Watch向けに、読み取った物理的なポイントカードなどをウォレットにパスとして追加する機能も導入される。作成したパスはApple Watchのスマートスタックにピン留めして素早く提示できる。対応するホテルでは、部屋のロック解除などができるようになる。
Apple Pay
Apple Payではデザインが刷新され、スワイプでカードを切り替えられるようになる。カードが対応していれば、ポイントの残高やデビット口座の残高、後払いオプションなどをまとめて表示可能。
年内には、Appleウォレット内またはオンラインでチェックアウトする際、Apple Payを使って対象のデビットカードにチャージする機能も追加される。
また、iPhoneのタッチ決済体験を向上させる機能として、「タップして共有」が利用可能となる。「タップして共有」では、店舗のiPhoneに接続し、ユーザーの配送先やメールアドレス、ポイントなどの情報を共有できる。
Apple Podcast
Apple Podcastについては、macOSとtvOSでもビデオポッドキャストの視聴が可能になる。macOSではピクチャ・イン・ピクチャに対応し、文字起こしやチャプターなども一か所で確認できる。
tvOSにはブラウズしやすい新たなサイドバーナビゲーションが導入される。加えて、iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、およびWeb上では「すべてのエピソードを表示」画面で番組内を直接検索し、エピソードをすばやく見つけられるようになる。
iCloud
iCloudでは、共有アルバムがフル解像度での共有や幅広いファイル形式、絵文字のリアクションに対応する。一時的なアルバムの作成も可能となり、アップル製デバイスを持たないユーザーもWeb上で写真を追加できるようになる。
また、iCloud+のほとんどのサブスクリプションプランでは、Apple Intelligence機能の1日あたりの利用制限が引き上げられ、対応するホームカメラへのサポートが追加される。
Apple Music
Apple Musicでは、歌詞の翻訳機能に日本語から英語など7つの言語ペアが追加される。発音ガイド機能にも日本語からハングルなど5つのペアが導入される。楽曲をDJのようにシームレスにミックスする「AutoMix」機能がtvOSとHomePodで利用可能となるほか、tvOSではロスレスオーディオの再生に対応する。
Apple Sports
iPhone用の無料アプリ「Apple Sports」では、90以上の新規追加のマーケットを含む170以上の国と地域で、スポーツのスコアやスタッツ、順位表などをリアルタイムで確認できるようになる。














