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Shokz、ノイキャン付きオープンイヤーイヤホン「OpenFit Pro」を発表――「フォーカスモード」にサカナクション 山口も「バッチリ」
2026年4月6日 17:12
Shokz Japanは6日、オープンイヤー型のフルワイヤレスイヤホン「OpenFit Pro」を4月22日に発売すると発表した。価格は3万9880円で7日から予約受付を開始する。
6日に行われた発表会には、アンバサダーを務めるサカナクションの山口一郎も駆けつけ、同社製品に対する想いなどを語った。
フラッグシップモデル「OpenFit Pro」
22日に発売される「OpenFit Pro」は、同社のオープンイヤー型フルワイヤレスイヤホンのなかでも、フラッグシップに位置づけられる製品。本体カラーは、ホワイトとブラックがラインアップされる。
周辺の騒音を抑え、よりリスニング体験に集中できる「フォーカスモード」が大きな特徴の1つ。耳の周りを密閉しないオープンイヤー型の製品では、軽い着け心地と環境音をそのまま聞ける面がある一方、音楽に集中したいときでも環境音が聞こえてしまうデメリットがあった。
そこで「OpenFit Pro」では、オープンイヤー型でありながら、周囲の環境音を抑える「フォーカスモード」を搭載している。イヤホンの物理ボタン操作で切り替えられるため、日常生活の中でシーンに応じて手軽に切り替えられる。実際に筆者も試したところ、さまざまな声が行き交う発表会の場においても、イヤホンから流れる音楽に“フォーカス”する体験ができた。目の前で熱心に説明してくれる担当者の声も聞こえなくなるレベルだった。
肝心の音質面でも、「Shokz SuperBoost」を搭載し、ダイナミックで音の細かいところまで忠実に再現されている。ドライバーは11×20mmの大型デュアルダイアフラムドライバーを搭載している。航空宇宙グレードのアルミニウムPMIドームキャップや高品質シリコンダイアフラムを備えるなど、素材面にもこだわり、高音から低音まで、豊かなサウンド体験が楽しめる。同社CMOの冨田健斗氏によると、先代モデルの「OpenFit 2+」と比較して、低音が50%以上向上、音の歪みは約87.5%低減されているという。
また、イヤホンから周囲への音漏れも、制御技術「DirectPitch 3.0」で最小限に抑えられる。プライベートイコライザー機能を使えば、さらに音漏れを軽減できるという。
ソフト面では、Dolby Atmosとヘッドトラッキング機能をサポート。作品に没入でき、頭の動きに合わせた臨場感あるサウンド体験が楽しめる。
「OpenFit Pro」では、装着感にもこだわっていると冨田氏は説明する。
その上で、ユーザーから「音に集中できる機能が欲しい」や「周りが騒がしい状況で、音量を上げないと聞こえない」という声があったという。
だが、耳を物理的に密閉できないオープンイヤー型の設計では、構造的にノイズを遮断できない。また、ユーザーによる装着状態のばらつきがあり、さまざまな条件でより安定したノイズコントロール性能が求められる。
そこで、「OpenFit Pro」では、“周辺の環境検知”と“風切り音など細かなノイズ抑制”、“耳の中のノイズをモニタリング”する、3つのマイクを搭載し、新しいアルゴリズムで先述の「フォーカスモード」を実現していると説明する。
このほか、音声通話時にはAI音声認識を搭載したトリプルマイクアレイで、環境ノイズを最大99.4%低減し、クリアな音声を相手に届ける。バッテリー性能は、最大12時間の連続再生、充電ケース併用で最大50時間の再生をサポート。10分の急速充電で最大4時間再生できる。充電は、Qi規格のワイヤレス充電に対応する。
販売台数ナンバーワンを祝う山口
発表会の後半には、同社アンバサダーの山口一郎が登場した。まずは、同社が調査会社による「骨伝導イヤホン、および左右分離クリップ型イヤホン」ランキングで販売台数1位を記念した“くす玉割り”が行われた。山口は、「くす玉を割るのは小学生以来。お祝いムードが高まる」とコメント。同社製品については「騒音が多い飛行機の中でもバッチリ聞こえる」とノイズキャンセリング機能を評価した。
山口は、イヤホン製品について「(山口自身の)耳がめちゃくちゃ大きい。イヤモニ(インイヤーモニター)を作るときの型取りでも『NBA選手くらい大きい』と言われた。OpenFit Proなら、耳の形や大きさに関係なく使えそう」と語る。アーティストがライブ会場などで使うインイヤーモニターは、自身の声や演奏、クリック音を聞くために、遮音性の高いイヤホンを使用する。ユーザーの耳の形にすっぽり入るように、事前に耳の形を型取りし、再現したものが使用されるが、山口の場合は、耳の形が大きすぎるため、クッションタイプのものを使用しているという。密閉タイプのイヤホンでは、さまざまなサイズのイヤーチップを備えているが、山口は「最大サイズのものでも、自分には小さい」とコメントするなど、オープンイヤー型との相性を語った。
普段から同社製品を愛用しているという山口。「本当に一日中着けている。オープンイヤー型と聞いて『密閉型と比べて音質が落ちる』と敬遠している人もいると思うが、『OpenFit Pro』になって大幅に音質も改善されている。試聴して問題を感じない音質になっている」と新製品を評価。交通機関での移動中に使用することが多い一方「家事をするときにもすごくいい。動画コンテンツや朗読などを聞きながら家事をしているなかでも、電話の着信時にイヤホンのまま通話でき、来客時のインターホンにも気づける」と日常使いにも便利だとアピール。山口の趣味である釣りをしていても、「波と風の音を聞きながら音楽も聴ける。音楽と自然の音がミックスされる」と評価した。
最後に、山口は「『OpenFit Pro』で今まで体験したことのない新しい世界がきっと広がると思う。皆さんの人生の中で、何かインプットするときに、『OpenFit Pro』を使い、心の中に何か湧き上がるような生活を一度体験して欲しい」とユーザーに呼びかけた。







































