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紛失防止タグの悪用防ぐ、ストーカー規制法改正へ

 警察庁による「ストーカー行為等の規制等に関する法」の改正案が閣議決定された。

警察庁の資料

 警察庁の資料によれば、紛失防止タグを用いて、他人の居場所を探ろうとするストーカーに関する相談件数が増えてきている。2021年(令和3年)の3件に対し、2022年(令和4年)は113件、2023年(令和5年)は196件、2024年(令和6年)は370件に及ぶ。

 現行のストーカー規制法では、紛失防止タグは規制の対象外。今回の改正案では、承諾を得ずに現在地を取得する行為や無断で取り付ける行為が規制されることになった。