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Googleのホームデバイスに「Gemini」「Gemini Live」、米国で早期アクセス開始
2025年10月29日 13:49
グーグルは、同社のホームデバイス向けに生成AI「Gemini for Home」の早期アクセス版の提供を開始した。米国のユーザーのみ利用できる。
グーグルのスピーカーやディスプレイで、これまでの「Google アシスタント」に変わり「Gemini」を音声アシスタントとして利用できるようになる。従来よりも会話などの性能が向上する。基本的な機能は無料で、有料課金制の「Google Home Premium」(月額1000円)に登録すれば、「Gemini Live」や端末内の写真からの検索、音声による自動化などの機能も利用できる。
「Hey Google」と呼びかけると、Geminiを呼び出して日常的な作業の設定などが可能で「Hey Google, let's chat」と呼びかけると、Gemini Liveを呼び出してアイデア出しや自由な会話、新しいことを学ぶといった使い方ができる。
数百の作業に対応している。科学の知識などを問いかけて答えを教えてもらったり「雨の匂いは何と言うのか?」など、知らない言葉を問いかけて学んだりできる。ほかに、休暇の予定を立てるアイデア出し、心を落ち着かせるために波の音を聞かせてもらうこともできる。「Hey Google, let's chat」と問いかけてから宿題の手伝いも頼める。
現時点では米国のみで利用できる。グーグルによると、2026年には提供国・地域を拡大する予定という。
