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「KDDI MUSEUM」で“放送と通信”をテーマにした特別展「放送のウラに通信アリ展」

 KDDIは、同社の企業博物館「KDDI MUSEUM」(東京都多摩市)で、放送と通信をテーマにした特別展「放送のウラに通信アリ展」を開催する。期間は10月20日~2026年2月3日まで。入場料は、大人300円、大学生以下は無料。

 特別展は、社会インフラとなったラジオやテレビ放送について、その華やかな表舞台の裏側にある通信をテーマに、放送と通信の関係を、歴史的な資料を通じて紹介する。コマ送り伝送を実際に体験できるものなども用意される。

 このほか、「シャープミュージアム」に展示されている「国産第1号鉱石ラジオ」と同じ構造を持つ復刻版の実物展示を、首都圏で初めて行うという。日本のラジオ放送が始まったおよそ100年前から国際電話回線、衛星通信から携帯電話で視聴できるワンセグ放送、光通信ケーブルまで、古今東西さまざまな放送に関わる通信技術が紹介される。

 なお、11月29日には、シャープ社友会の吉田育弘氏を講師に迎え、国産第1号鉱石ラジオの復刻版ラジオを実際に聴ける特別イベント「100年前のラジオが復活!国産第1号ラジオの音を聴いてみよう」が実施される(要事前予約)。同日は、無料見学日で特別展も無料で入場できる。

 「KDDI MUSEUM」の営業時間は、月~金曜日の10時~16時30分。土日・祝日・年末年始は休館日で、12月15日~2026年1月5日は施設整備のため休館する。来館には、事前予約が必要。