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Apple、引き続き欧州委員会と争う姿勢を示す
2025年10月10日 16:56
Appleは、デジタル市場法(Digital Markets Act)に基づく欧州委員会の決定について、引き続き意義を申し立てし、争う姿勢を示した。
今回のApple発表は、同社と欧州委員会が和解するのでは、と一部で報じられたことに対して、同社の姿勢を示したもとの考えられる。
Appleは、欧州委員会がApp Storeの運営方法に関する指示で、ユーザーから求められてもいない、欧州委員会からの要求に対応するために、その作業に延べ何十万時間も費やしているが、数え切れないほどの会議を重ねても欧州委員会がそのたびに達成基準を変え続けていると訴え、欧州委員会がDMAに基づいてAppleに課した決定について意義を申し立てた。
Appleの公式声明
欧州委員会は、App Storeの運営方法について指示し、開発者にとって分かりにくく、ユーザーにも不利益となるビジネス条件を強制しています。私たちは、ユーザーから求められてもいない、欧州委員会の常に変更され続ける要求に対応するために、エンジニアリング作業に延べ何十万時間も費やし、数多くの変更を行ってきました。
しかし、数えきれないほどの会議を重ねても、欧州委員会はそのたびに達成基準を変え続けています。私たちは法令を順守していると考えていますが、今回の決定は法が求める範囲をはるかに超えていると判断し、本決定に異議を申し立てました。
