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LINEのリアクション送信数が44億回突破 人気絵文字1位に「ちいかわ」

 LINEヤフーは、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」において、「リアクション」の送信数が44億回を突破したことを明らかにした。あわせて、人気絵文字トップ3を発表した。

 「LINE」のトークで利用できる「リアクション」は、以前は6種類のデフォルト絵文字に限られていた。利用者の要望を受けて、ユーザーが保有するすべての絵文字をトークの「リアクション」で利用可能とする機能の提供を5月29日に開始した。提供開始から3カ月で全世界のリアクション送信数が44億回を突破したという。

 同社がおこなった調査では、リアクションの新機能は認知率が10代で93%、40代以上で75%に達したことがわかっている。

 また、5月29日から8月29日に集計された人気絵文字トップ3は、1位が「ちいかわ絵文字」、2位が「えもじの子(((動)))の絵文字」、3位が「おぱんちゅうさぎの絵文字」という結果だった。

 1位の「ちいかわ絵文字」は前年同期比で大幅に利用が増加。全年代で幅広い支持を集めているという。2024年11月に登場した「えもじの子」は表情豊かで言葉にしにくい"曖昧な感情"が表現でき、リアクションや絵文字として多く愛用されているとする。

 同社は、そのほかにも年代や利用シーンに応じた使い分けが活発になっている「絵文字パッケージ」を挙げる。たとえば、「サンリオキャラクターズ 平成レトロ絵文字」は10~20代女性から好評。「うごく!うさまる 絵文字」は30代女性に人気。「太鼓の達人 絵文字 Vol.1」は友だち同士でのリアクションや遊び用途に人気だと説明する。