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「Instagram」10代保護で新機能 ブロックや報告が容易に
2025年7月24日 13:12
Metaは、SNS「Instagram」の未成年者向けアカウント(ティーンアカウント)に対して、トラブルに巻き込まれるリスクを軽減する新機能を追加した。
メッセージ画面の上部に、相手のアカウントがInstagramに登録された年月やブロックするボタンが表示される。多くの情報を未成年者に表示することで、詐欺の可能性を見分けやすくする。DMの画面にも、アカウントをブロックするボタンと報告オプションが追加されたことで、未成年のユーザーが対応しやすくなる。
このほか、大人が管理している13歳未満の子供のアカウントでも、安全対策を強化する。不適切なコメントや画像をDMで要求するなどの行為を防ぐことを目的に、DMの受信設定を自動的に最も厳しいレベルに設定。攻撃的なコメントをフィルタリングする「非表示ワード」も有効になる。いずれも今後数カ月以内に適用され、その際はユーザーに通知される。
あわせて、10代のユーザーにブロックされた経験のある大人のユーザーは、本人と未成年者双方のおすすめに表示されなくなるなど、検索されづらくなるよう対策し、疑わしい大人のユーザーのコメントも非表示とする。
Metaによれば、すでに導入済みのDMにおける不適切な画像を自動でぼかす機能は、処理した画像の40%以上がぼかしたままの状態で維持されている。同社では、意図せずに不適切な画像が表示されることを大幅に削減したとしている。



