グーグルのNotebookLM、専門家と連携した「注目のノートブック」を提供開始

　グーグルは、AIサービス「NotebookLM」のトップページに「Featured notebooks（注目のノートブック）」セクションを追加した。世界中の著名な著者や研究者、出版物、非営利団体と協力して作成されたノートブックを閲覧できる。

　「注目のノートブック」は科学からシェイクスピアまで、多岐にわたるトピックをカバーしており、旅行ガイドや専門家のアドバイスなども含まれる。

　今回登場するのは、エコノミストによる2025年の分析と予測、ベストセラー作家アーサー・C・ブルックスのアドバイス、イエローストーン国立公園の科学ガイド、オックスフォード大学の「Our World In Data」プロジェクトによる人間の幸福に関する長期トレンドの概要、ウィリアム・シェイクスピアの全作品など、計8冊のノートブック。

　これらのコレクションを利用することで、ユーザーは元の資料を読んだり、質問を投げかけたり、特定のテーマを深掘りしたりできる。回答は元の資料に基づいた引用付きで提示されるほか、事前に生成された音声概要を聞いたり、マインドマップ機能で主要なテーマを探ることもできる。

　「注目のノートブック」は、ブラウザ向けとしてすでに提供が開始されており、対象ユーザーは順次拡大される。