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ゆりかもめ、クレカのタッチ乗車で都内初の“1日乗り放題” 7月14日~

 ゆりかもめ、三井住友カード、JCB、QUADRACは、タッチ決済で乗車する場合の運賃を対象にした「一日上限サービス」を7月14日に開始する。「ゆりかもめ」全駅が対象で、始発から適用される。料金は1日最大820円。

 「一日上限サービス」は、一日の乗車運賃の合計が、大人820円(一日乗車券と同額)を超えても、自動的に割引されるというもの。事前に一日乗車券を購入したり、運賃を計算したりすることなく、「ゆりかもめ」を利用できるようになる。

 ユーザーは、手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードを設定したスマートフォンなどを自動改札機にかざすだけで乗車できる。

 たとえば、ゆりかもめ公式ウェブサイトで紹介されている「おすすめ散策コース 聖地巡礼スポット」を巡る場合、通常運賃は合計1110円。一方、「一日上限サービス」では自動的に820円に割引される。

 交通機関のタッチ決済として、都内で初めて提供される。磁気素材の一日乗車券と「お台場―有明快遊パス」は7月13日の終電で終了する。

 三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、実現した。

 対象の決済ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。

 同じカード番号、かつ同じ媒体で乗車した場合に限られる。同じ番号のクレジットカードであっても、物理カードで乗車した分と、スマートフォンに登録したカードで乗車した分は合算されない。