東横線などでクレジットカードのタッチ機能やQRコードを使った乗車サービスを実証実験

　東急電鉄は、クレジットカード（タッチ決済）とQRコードでの乗車サービスの実証実験を、12日から東横線・目黒線全駅と東急新横浜線・大井町線・池上線・東急多摩川線の一部駅で開始する。

　同様の実証実験は8月から田園都市線で実施されている。2024年1月中には、世田谷線の各駅と東急新横浜線・新横浜駅を除く、東急線の全駅で実施される。

　対象の駅では、クレジットカードのタッチ機能およびQRコードに対応した改札機が各改札出口に１台整備される。

2タイプどちらかの改札機が整備される

　乗車券は、デジタルチケットサービス「Q SKIP」の販売サイト上で、クレジットカードを使用して乗車前に購入する。対象改札機に「タッチ機能に対応したクレジットカード」または「スマートフォンなどに表示されるQRコード」をかざすことで、券売機や窓口を介さず入出場できる。

「Q SKIP」販売サイトでは新商品やキャンペーンも

　12日からは、東急線全線が1日乗り降り自由の「東急線ワンデーパス」や、渋谷～自由が丘～二子玉川のエリア内が1日乗り降り自由の「東急線トライアングルパス」、池上線・東急多摩川線が1日乗り降り自由の「池上線・東急多摩川線ワンデーパス」などがデジタルチケットとして発売される。

　各商品は、一部を除き、駅での販売価格よりも安い限定価格で販売される。

　また12月12日～2024年1月14日に、「Q SKIP全線エリア拡大記念キャンペーン」が実施される。

　「Q SKIP」販売サイト内で、東急カードが発行したクレジットカードを使い、初めてデジタルチケットを購入すると、期間中の合計金額の50%がキャッシュバックされる。上限金額は2000円となっている。