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4.6インチディスプレイ、コンパクトな「Xperia A4 SO-04G」

 ソニーモバイル製「Xperia A4 SO-04G」は、約4.6インチディスプレイを備える、コンパクトなAndroid 5.0搭載スマートフォン。2014年冬モデルの「Xperia Z3 compact」の後継にあたる。発売は6月中旬の予定。ドコモオンラインショップでの実質負担額は、新規・機種変更を問わず3万円台後半となる見込み。

 約128×66×9.1mm、約129gというボディに約4.6インチのHDディスプレイを備え、今夏のドコモでは最もコンパクトなスマートフォンとなる。女性でも片手で操作しやすいサイズになっているが、女性だけでなく、コンパクトなスマートフォンを好む幅広い層をターゲットとしている。

 ボディは、側面が丸みを帯びたラウンドフォルムになっており、背面は陶器のような質感のマット仕上げで、さらにパール調の粒子が散りばめられている。また、側面には、キャップ付きのmicroUSBポートとmicroSDカードスロットのほか、専用充電端子を備えており、充電用の卓上フォルダが同梱される。そのほか、底面左側にはストラップホールを備えている。

 2070万画素のメインカメラ、220万画素のインカメラを装備し、暗い場所でも撮影できるようISO12800に対応。ソニーのビデオカメラ「ハンディカム」シリーズの手ブレ補正技術を用いて、ブレを抑えた動画を撮影できる。

 サウンド面では、MP3をハイレゾ相当で楽しめる「DSEE HX」、対応イヤホンとの組み合わせで利用できるノイズキャンセリングをサポートする。

主な仕様

 ディスプレイは約4.6インチ、HD(1280×720ピクセル)の「トリルミナスディスプレイ for mobile」。チップセットはクアルコムの「MSM8974AC」で、CPUは2.5GHz駆動のクアッドコア。メモリは2GB、ストレージは16GB。OSはAndroid 5.0。

 メインカメラは2070万画素、インカメラは220万画素。SIMカードサイズはドコモnanoUIMカード。

 通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTE(Xi)は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHzの4つをサポートする。VoLTEを利用可能。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac。

 防水、防塵、おサイフケータイ、NFC、Bluetooth 4.0に対応し、ワンセグは視聴と録画が可能。赤外線通信、フルセグ、NOTTVには非対応。端末単体でハイレゾ音源の再生をサポートしており、ヘッドホンなどを用意することでハイレゾ音源の再生を楽しめる。

 大きさは約128×66×9.1mm、重さは約129g。バッテリー容量は2600mAhで、連続待受時間はLTEで約620時間、3Gで約760時間、GSMで約590時間、連続通話時間はLTEで約990分、3Gで約700分、GSMで約650分、実使用時間は未定となっている。ボディカラーはBlue、Gray、Pink、Whiteの4色。

関口 聖

鈴木友博