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ドコモ、2015年からWeb明細「eビリング」を標準に

口座振替とカード払いが対象

 NTTドコモは、携帯電話の利用料金の案内について、2015年1月利用分(2月請求分)から、Webサイトや電子メールで案内する「eビリング」を標準にする。「eビリング」の利用で、従来同様に1回線につき毎月20円(税抜、以下同)が請求額から割り引かれる一方、この取り組み以降、紙媒体での案内の送付は新たに発行手数料が必要になる。

 今回の対応により、口座振替およびクレジットカード払いの契約回線について、利用料の明細などの案内は、Webサイトや電子メールで確認できる「eビリング」が標準になる。2015年2月請求分から、対象ユーザーは自動的に「eビリング」に移行し、1回線につき請求額から20円が割り引かれる。なお、クレジットカード払いは、これまでも紙媒体による利用料金の案内は行われていない。

 口座振替のユーザーが、紙媒体による利用料金の案内を希望する場合、2015年2月請求分からは請求あたり50円の発行手数料が必要になる。クレジットカード払いのユーザーについては、紙媒体による利用料金の案内方法を新設し、こちらも請求あたり50円の発行手数料が設定される。これらの紙媒体での案内は、いずれもユーザーが「My docomo」やドコモショップ、ドコモ インフォメーションセンターで申し込む必要がある。申込受付は2014年9月1日より開始する。

 窓口で支払う「請求書払い」は、これまで支払いに必要な請求書の発行は無料だったが、2015年2月請求分からは、請求あたり100円の発行手数料が必要になる。ドコモでは、請求書払いについて、口座振替かクレジットカード払いに変更するよう案内している。

 対象となる料金プランはXi、FOMA、ワイドスターIIのプラン。ハーティ割引、デバイスプラスなど一部のプランは対象外。

太田 亮三