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ドコモのスマホなど5機種に不具合、ソフトウェア更新提供

 NTTドコモは、「ELUGA P P-03E」「MEDIAS X N-06E」「ARROWS X LTE F-05D」「Xperia NX SO-02D」「Xperia Tablet Z SO-03E」に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。「Xperia NX SO-02D」「Xperia Tablet Z SO-03E」の2機種については19日18時以降に更新ファイルの提供が開始される。

ELUGA P P-03E、MEDIAS X N-06E

 「ELUGA P P-03E」「MEDIAS X N-06E」で共通の不具合として明らかにされたのは、端末の起動後、docomoシンプルUIの強制終了ポップアップが表示される場合があるというもの。更新にかかる時間は「ELUGA P P-03E」が約17分、「MEDIAS X N-06E」が約3分。

 更新はLTE、3G、Wi-Fiのいずれの通信環境でも可能。初期設定では午前2時~5時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後の最新のビルド番号は、「ELUGA P P-03E」が「10.0975」、「MEDIAS X N-06E」が「A1001111」になる。

ARROWS X LTE F-05D

 「ARROWS X LTE F-05D」で明らかにされた不具合は、端末が再起動を繰り返す場合があるというもの。

 更新はLTEおよび3Gの通信環境で可能。更新にかかる時間は約5分。初期設定では午前2時~4時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後の最新のビルド番号は、Android 2.3.5の場合が「V22R41A」、Android 4.0.3の場合が「V11R40A」になる。

 なお、ソフトウェア更新を実施すると、起動中の画面表示が一部変更される。また、起動中の画面の表示時間が長くなる場合があり、その際に電池パックを外さないよう案内されている。

Xperia NX SO-02D、Xperia Tablet Z SO-03E

 「Xperia NX SO-02D」で明らかにされた不具合は、しゃべってコンシェルでアラームを設定すると、アラームが鳴動しない場合があるというもの。また、Timescapeにて一部のアプリと連携できない場合がある。

 更新はLTE、3G、Wi-Fiの通信環境で可能。パソコン経由でも行える。更新にかかる時間は約5分。自動更新には非対応で、手動で操作して更新を適用する。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「6.1.F.0.117」になる。

 「Xperia Tablet Z SO-03E」で明らかにされた不具合は、動画コンテンツをHDMIケーブル経由でモニターなどに出力する際、正常に表示されない場合があるというもの。

 更新はLTE、3G、Wi-Fiの通信環境で可能。パソコン経由でも行える。更新にかかる時間は約3分で、パソコン経由の場合は約7分。自動更新には非対応で、手動で操作して更新を適用する。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「10.1.E.0.269」になる。

太田 亮三