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大阪・関西万博に向け「OSAKA eSIM」4月13日登場、povoの仕組みで

 大阪観光局とKDDIは、4月13日から、大阪観光局が運営する各種情報発信媒体を通じて購入できるeSIM「Osaka eSIM(オオサカ イーシム)」の提供を開始する。

 「Osaka eSIM」は、サービス事業者がpovoの通信サービスを自社サービスに組み込める「povo SDK」を活用したサービス。

 大阪観光局が展開・提携するアプリなどを通じて「Osaka eSIM」専用Webサイトにアクセスし、トッピングを選ぶことで利用できる。

 購入できるトッピングは「データ使い放題(3日間)」790円、「データ使い放題(24時間)」330円、「データ使い放題(6時間)」250円、「データ使い放題(2時間)」180円の4種類。

 また「Osaka eSIM」加入キャンペーンとして、「データ使い放題(24時間)」を進呈するキャンペーンが実施される。国内居住者には、初回トッピング購入時にコードが進呈され、訪日観光客には、新規登録時にトッピングが自動適用される。

提供の背景・狙い

 2014年1月に大阪観光局が中心となり提供を開始した公衆無線LAN「Osaka Free Wi-Fi」は11周年を迎え、外国人旅行者をはじめ多くの観光客に利用されてきた。さらに、2024年10月からは「OpenRoaming」に対応した「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」も提供している。

 一方で、公衆無線LANは特定のスポットでの利用に限られるため、より広域なエリアをカバーし、移動中も快適に利用できる「Osaka eSIM」の提供を開始する。大阪・関西万博の開催にともない、多くの観光客が訪れることが予想される中、シームレスな通信環境を整備することで、観光客の満足度向上に取り組む。

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