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ソフトバンク、通信業界向け生成AIモデル「Large Telecom Model」開発

 ソフトバンクは、通信業界向けの生成AIモデル「Large Telecom Model」(LTM)を開発した。まずは自社での導入を目指す。

 「Large Telecom Model」は、ネットワークデータや、管理・運用のノウハウなどを学んだ生成AIモデル。第1弾として、基地局設定の最適化に特化したモデルが開発されており、社内の専門家による設定と比べて90%以上の精度で、設定を生成できた。

 AIを活用することで、設定変更などにかかる工数も数日→数分に短縮できるとしており、人為的ミスの削減、運用時間やコストの削減を見込める。

 無線ネットワーク(RAN)の性能向上を目指すという「AI for RAN」の基盤となるほか、将来的にはネットワーク設計の指針策定、ネットワーク最適化AIエージェントの開発などが期待されている。

【訂正 2025/03/19 17:41】
 ソフトバンクが発表後、サービス名を訂正しましたので、記事の当該箇所も修正いたしました。

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