ニュース

HELLO CYCLINGが都内で特定小型原付を導入、貸出拠点には充電器を設置

 OpenStreetは、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」について、東京都内で3月14日からチャージャーステーション対応「特定小型原動機付自転車」を導入する。料金は15分で200円、12時間で4000円。

 貸出拠点に充電環境を整備することで、バッテリー切れやバッテリー交換作業の解消を図る。

 特定小型原動機付自転車は、glafit社製の「NFR-01 sh」を採用しチャージャーレシーバーを備える。貸出返却場所となるステーションに「チャージャーステーション」を設置。ユーザーは、返却時にプラグを自転車側のレシーバーに差し込むことで、返却する車両を充電できる。

ステーションのイメージ
チャージャーステーション
自転車側のレシーバー

 プラグは、コイルを使って電力を伝送する方式で、電気的接点が露出しておらず、完全防水仕様で屋外でも安全に充電できるという。

 今回の取り組みは、東京都の「e-モビリティ等利活用促進事業」に採択されたことに伴い、都の支援を受けて実施するもの。これにより、e-モビリティの利便性を日常的に体感し、利用・所有層の裾野を拡大させるとしており、今後は個人所有の車両を駐車できるサービスや、さまざまなモビリティが利用できる“マルチモビリティポート”の整備を進める。