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グーグル親会社Alphabetが業績発表、過去最高の売上と利益を記録

 グーグル(Google)の親会社であるAlphabet(アルファベット)は、2023年第4四半期の決算を発表した。

 同四半期の売上高は863億1000万ドル(約12兆6535億円)で前年同期比+13%、営業利益は236億9700万ドル(約3兆4740億円)で+30%。1株あたりの利益は1.64ドル(約240円)となった。

 サービス別の売上は、Google検索などの広告が480億2000万ドル、YouTube広告が92億ドル、Googleネットワーク広告が83億ドル。Googleのサブスクリプションサービス、プラットフォームおよびデバイスの売上は107億9400万ドル、Googleクラウドが91億9200万ドルとなった。

 前四半期比で伸びが大きかったのはGoogleクラウドで+25%、Googleのサブスクリプションサービス、プラットフォームおよびデバイスも+23%と成長している。

 2022年と2023年を比較すると、売上は2828億3600万ドルから3073億9400万ドル(+8.6%)となり、過去最高を更新している。また、純利益は599億7200万ドルから737億9500万ドル(+23%)に成長した。

 CEOのスンダー・ピチャイ氏は、Google検索売上が好調に推移しているほか、YouTube広告とGoogleクラウドの貢献が大きくなっていることに満足している。これらのサービスはそれぞれ、AIへの投資や技術革新による恩恵を受けているが、最高期を迎えるのはまだ先であると、業績発表に寄せコメントした。