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「LINE」2024年アップデートまとめ、AI活用やスタンプアレンジ機能など

 コミュニケーションアプリ「LINE」では、2024年もさまざまなアップデートが行われた。LINEヤフーによれば、2024年、「LINE」には21の新機能・新サービスが導入されたという。

2月に「LINE AI アシスタント」登場

 公式アカウントを友だち追加すると、トーク感覚で生成AIを利用できる「LINE AI アシスタント」が2月に登場した。月額200円の有料プランでは、OpenAIの「GPT-4o」を活用したファイル要約や画像編集が可能。

 「LINE プロフィールスタジオ」では、自分の顔写真をもとにAIがさまざまなビジュアルイメージを生成する。今年は「AI ビジネス」「AI写真証明」など9つのコンテンツが提供開始された。

 5月に本格提供を開始した「スタンプアレンジ機能」では、最大6個までのスタンプを組み合わせて送れる。約1カ月で2億回の送信回数を突破し、若者を中心に話題となった。11月にはデフォルト絵文字のリニューアルも実施された。

 トークルームでは、季節ごとにアニメーションを楽しむことができる。7~8月には「応援アニメーション」がはじめて登場し、「ファイト」「頑張れ」などのメッセージを送るとキャラクターたちがチアダンスで応援する様子が表示された。

 今年で5周年をむかえた「LINE オープンチャット」では「スレッド機能」が登場。ほかにも、離れている友だちと一緒に写真を撮影できる「LINE プリ」や、アプリアイコンのカスタマイズ機能が追加された。

詐欺行為への対応を強化

 6月以降、詐欺行為撲滅のための対応が強化されている。各画面に「LINEを悪用した詐欺にご注意ください」という注意喚起を表示する、LINE 公式アカウント開設時の認証強化など、4つの取り組みが新しく開始された。

 また、トークルームから「PayPay」を利用できる機能が提供開始された。「+」メニューから「送る・受け取る」機能を利用できる。

 「LINEギフト」では、名入れ機能が登場。商品によってはフォントの選択やメッセージの刻印も可能となっている。

 「LINE VOOM」ではクリエイター向けプログラムを一般公開し、コンテンツ投稿の収益化ができるようになった。また、6月には「テーマ機能」を導入し、ユーザーが関心のあるコンテンツの表示が可能となった。