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「Google マップ」、Gemini活用やイマーシブビューの新機能

 グーグル(Google)は、「Google マップ」において、Geminiやイマーシブビューに関するアップデートの提供を開始した。

おでかけスポットをマップに「聞ける」

 グーグルのAI「Gemini」の活用により、マップで周辺のおでかけスポットなどを調べられるようになる。

 検索バーに「友だちと夜にやること」などと入力すると、テーマに沿ったレストランやイベントが表示される。合わせて、Geminiがそれぞれの場所に関するレビューを要約して表示する。

 本機能は、アメリカのAndroidとiOSで提供が開始された。同様の機能がGoogle サーチでも数カ月の内に提供される予定となっている。

運転時に役立つ新機能

 ナビを設定する際に「add stops」ボタンをタップすると、道中の観光スポットやレストランなどが調べられる。

 複数のレーンがある道では、合流の際にどのレーンにいれば良いのかが青色の線で表示されたり、道路標識がマップ上にはっきりと表示されるようになる。また、浸水している道や、視界の悪い道など、天気に関する情報も通知される。

 さらに、目的地の周辺に到着した際には、近くの駐車場が通知されるほか、車から目的地までの徒歩のルートも表示されるようになる。

 これらの機能は、世界中のAndroidとiOSで提供が開始された。

イマーシブビューが世界150都市に拡大

 イマーシブビューでは、マップ上の場所を選択することで、まるで実際にユーザーがその場所にいるかのような没入型の体験ができる。

 今回のアップデートにより、本機能で選択できる場所は世界150都市に拡大した。また、大学のキャンパスなど、新しいカテゴリの場所が随時追加されている。

 運転時に複雑なルートがある場合には事前に通知されるようになるほか、駐車できる場所も画面上に表示されるようになる。