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楽天経済圏はポイント・クレカ・ECで強く、コード決済はソフトバンクがトップに

 MM総研は、15~79歳の男女3万2916人を対象にオンラインでアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

 携帯電話ユーザーが、契約先の携帯キャリアが提供する各種サービスを「最も利用している」(クロスユース率)と回答した比率では、ポイントサービス/クレジットカード/ECサイトでは楽天モバイルが前回に引き続きトップとなった。

サービスごとのキャリア別クロスユース状況

 中でも、ポイントサービスのクロスユース率は74.7%で過去最高を記録し、同2位のNTTドコモの36.6%と比べて2倍以上の差となった。ソフトバンクは、ポイントサービスのクロスユース率を3.8ポイント増の35.5%まで伸ばし、2位のNTTドコモに迫っている。

ポイントサービスのクロスユース率は楽天モバイルが1位

 QRコード決済のクロスユース率では、ソフトバンクが55.5%(0.2ポイント増)でトップを堅持したが、他の3キャリアも約3割前後のクロスユース率を維持している。

QRコード決済のクロスユース率はソフトバンク(PayPay)が1位

 クレジットカードは、楽天モバイル(楽天カード)が1位で、2位のNTTドコモ(dカード)に3倍近い差をつけている。3位のソフトバンクと4位のauは15%前後となった。

携帯キャリアとクレジットカードのクロスユース状況

 ECサイトのクロスユース率は、楽天モバイル(楽天市場)が59.7%で1位、ソフトバンク(Yahoo!ショッピング)が24.7%で2位、au(au PAYマーケット)が6.6%で3位、NTTドコモ(dショッピング)が1.7%で4位となった。

携帯キャリアとECサイトのクロスユース状況