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若年層ほど「倍速視聴することがある」、ドコモのモバイル社会研究所調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、倍速視聴についての調査結果を公表した。倍速視聴とは、テレビや映画、パソコンやスマートフォンでのインターネットの動画配信などの映像を、速度を変えて再生(視聴)することを指す。

 調査は2024年2月にWebで実施された。調査対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は5719。

10代男女の約7割が倍速視聴

性年代別 「倍速視聴をすることがある」
[調査対象:全国・15~79歳・男女n=5530(動画視聴をする人が対象)]

 倍速視聴をすることがあるかという調査では、全体の5割以上が「ある」と回答している。

 10代男女・20代女性では約7割、20代男性・30代男女・40代男性では約6割と、若年層ほど倍速視聴をする割合が大きい。なお、シニア層でも4~5割にのぼっている。

学生・教職員の約7割が倍速視聴

職業別「倍速視聴をすることがある」
[調査対象:全国・15~79歳・男女n=5530(動画視聴をする人が対象)]

 職業ごとの分類では、学生と教職員の約7割が「倍速視聴をすることがある」と回答している。公務員、会社員・団体職員では約6割、パート・アルバイト、自由業、自営業では約5割、無職、専業主夫・主婦は5割以下となっている。

動画でよく見ているコンテンツ

「よく見ているコンテンツ」別の倍速視聴
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=5530(動画視聴をする人が対象)]

 動画でよく見ているコンテンツごとの分類では、ゲーム、教養・学習・自己研鑽、アニメのコンテンツをよく見ている人の6割以上が「倍速視聴をすることがある」と回答している。

 なお、各コンテンツの視聴時に倍速視聴をするかということは、調査の範囲外となっている。

動画を視聴するシーン

シーン別で動画視聴をする人の倍速視聴
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=5530(動画視聴をする人が対象)]

 動画を視聴するシーンごとの分類では、通勤・通学・外出の移動時に動画視聴をしている人の7割以上が「倍速視聴をすることがある」と回答している。

 なお、各シーンでの視聴時に倍速視聴をするかということは、調査の範囲外となっている。