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「テレワークで心の疲れ軽くなる」、実施者の8割――ドコモのモバイル社会研究所
2024年5月27日 18:25
NTTドコモ モバイル社会研究所は、健康意識とICT利活用についての調査結果を公表した。調査は2024年2月にWebで行われた。調査対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は7159。
テレワークが仕事の精神的な疲れにどう影響すると思うか
テレワーク非実施者の約6割、実施者の約8割がテレワークが仕事の精神的な疲れを軽くするという回答結果になった。
シニア世代は、若い世代と比較して肯定的な意見が少ないが、テレワークを実施しているシニア男性(60-79歳)の約7割、シニア女性(60-79歳)の約8割がテレワークに肯定的であることもわかった。
日常生活が充実していると感じている人の方がテレワークに肯定的
楽しく生活していると思う人の4割は、テレワークによって仕事の精神的な疲れが「とても軽くなる」と回答。しかし、楽しく生活していると思わない人では「とても軽くなる」と回答した人は2割だった。
テレワークに対する意見は、毎日を楽しく生活していると感じているかどうかによって影響を受けている可能性があるということがわかった。
テレワークは睡眠意識にも
睡眠によって休養が充分にとれていると回答した人の約半分は、テレワークによって仕事の精神的な疲れが「とても軽くなる」と回答。しかし、休養が全くとれていないと回答した人では「とても軽くなる」と回答した人は2割という結果に。
テレワークに対する意見は、毎日を楽しく生活していると感じているか、睡眠によって休養が充分にとれているか、といった日常生活の充実感によって影響を受けている可能性があることが確認できた。