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10代女性の7割が「ついついスマホの通知を確認」――ドコモの調査レポート

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、スマホの利用意識についての調査結果を公表した。調査は2023年2月にWebで行われた。調査対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は5652。

「スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう」

スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう割合(性年代別)

 「スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう」割合は、全体の約半分を占めた。

 女性、若年層のほうが割合が高く、男性では10代~30代の約6割、女性では30代~40代の約6割、10代~20代の約7割が「ついつい確認してしまう」と回答した。

スマホ利用時間との関係

スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう割合(スマホ利用時間別)

 スマホの利用時間と「スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう」ことの関係について調査が行われたところ、利用時間が長いほうが「ついつい確認してしまう」割合が高いことがわかった。

 1日のスマホの利用時間が1時間未満の人においては4割弱であるのに対し、1日4時間以上では7割弱に達していた。

SNS利用・発信状況との関係

スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう割合(SNSの利用・発信有無別)

 また、SNSの利用・発信状況と、「スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう」ことの関係について調査が行われた。なお、調査対象は、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、TikTokの4種類だった。

 どのSNSについても、発信している人は「ついつい確認してしまう」割合が高かった。TikTokで発信している人については、7割超が「ついつい確認してしまう」と回答した。

 利用の有無で比較すると、どのSNSについても、利用者のほうが「ついつい確認してしまう」割合が高かった。

「スマホが必需品だと感じるかどうか」との関係

スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう割合(スマホの必需意識別)

 さらに、「自分にとってスマホがなくてはならない」と思うかどうかと、「スマホに通知が来ていないか、ついつい確認してしまう」ことの関係が調査された。

 スマホを必需品だと感じている人は、6割以上が「ついつい確認してしまう」と回答したのに対し、必需品だと思わない人における割合は3割弱だった。