楽天モバイルと楽天シンフォニー、韓国第4の携帯会社「Stage X」と戦略的協業

　楽天モバイルと楽天シンフォニーは、韓国の携帯キャリアであるStage Xと、戦略的協業の覚書を締結した。技術とビジネス領域における協業について、包括的な枠組みの確立を目指すとしている。

楽天モバイル 代表取締役 共同CEOと楽天シンフォニー 代表取締役社長を務めるシャラッド・スリオアストーア氏（中央左）と、Stage XのCEOであるソ・サンウォン氏（中央右）。ソウルで会談し、3社間の覚書に署名した（楽天グループのプレスリリースより）

　Stage Xは、韓国における新たな携帯キャリアとして、28GHz帯域で5Gサービスを提供する準備を進めている。親会社のStage Fiveは、Kakaoの元関連会社。

　楽天モバイルと楽天シンフォニーは、知見や通信ソリューションを活用し、Stage Xの今後のプロジェクトに協力する。ハイバンド（28GHz帯域）だけでなくミッドバンドへの周波数拡大や、6Gをベースとしたネットワークの構築などについても、長期的に検討していくという。