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ワクチン接種証明書アプリ、機能停止版が公開

 デジタル庁は、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の「機能停止バージョン」(v1.22.0)を公開した。

 発行済みの接種証明書の閲覧などができる機能限定版で、新たな接種証明書の発行はできない。

 デジタル庁は2月、「国内では接種証明書を必要とする場面はほとんどなく、海外渡航時でも接種証明書が必要な国は極めて少ない状況になった」とし、アプリのサービス終了を発表した。

 今回公開された最新版では、発行済みの接種証明書の閲覧と二次元コードの画像保存のみできるもの。今後、5月7日にアプリストアでの公開を終了する。

 デジタル庁は、今後接種証明書が必要になる場合は、接種記録を管理している市区町村で発行される紙媒体のものを利用するよう案内している。