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KDDIが米国に新会社、コネクテッドカーのグローバル展開拡大に向け

 KDDIは、コネクテッド事業のグローバル展開拡大を目指す新会社「KDDI Spherience(スフィアリエンス),LLC」が、米国テキサス州で4月1日に事業を開始すると発表した。

 KDDI Spherienceの資本金は500万米ドル(約7億円)で、2023年11月7日に設立された。KDDI America, Inc.が100%出資している。社名のSpherienceは、球体や天体を表すSphereと、経験のexperienceを組み合わせた造語。また、KDDI Spherienceは同日にスウェーデンのストックホルムに運用拠点を開設する。

 KDDI Spherienceの資本金は500万米ドル(約7億円)で、2023年11月7日に設立された。KDDI America, Inc.が100%出資している。

 アメリカ、ヨーロッパ、アジアの3拠点で連携を強化し、日本の自動車メーカーの海外展開に加えて、海外メーカーのコネクテッド技術導入も支援し、世界規模でコネクテッド事業を強化するという。

 KDDIグループは、KDDI VISION 2030として掲げる「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」に向け、「KDDI BUSINESS」ブランドで法人事業を展開している。法人事業では、コネクテッド事業を注力領域の一つとして、モビリティ業界のDXを推進する。