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モバイル社会研究所、シニアユーザーの携帯電話の種類を調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、シニア世代が使用しているスマートフォンの機種についての調査結果を公表した。調査は2023年1月に訪問留置調査として、全国の60~79歳の男女を対象に行われた。有効回答数は1250件だった。

60代ユーザーはAndroidが45%、iPhoneが40%

 2017年時点ではシニア向けスマホの割合が最も多かった60代だが、2023年ではAndroidとiPhoneがそれぞれ4割を超えている。

70代ユーザーはAndroidが35%、シニア向けスマホが24%

 70代ユーザーの携帯電話の種類を調べると、ケータイユーザーの割合は年々減っており、2021年はシニア向けスマホ、2022年以降はAndroidが最も多くなっている。

近畿の60代ユーザーの9割がAndroidスマホまたはiPhone所有

 60代ユーザーの地域別種類を調べると、近畿ではAndroidスマホとiPhoneの割合を合わせると、9割を超えている。一方、北海道・東北、北陸・甲信越、中国・四国、九州・沖縄は75~76%程度となっていて地域差が見られる。

関東・東海・近畿の70代ユーザーの半数はAndroidスマホまたはiPhone所有

 70代の携帯電話ユーザーの地域別の種類を見ると、関東・東海・近畿はAndroidスマホまたはiPhoneが半数を超えているが、北海道・東北、北陸・甲信越、九州・沖縄は3割台と、約20ポイントの差が見られる。