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AppleがM3チップ搭載の「MacBook Air」を発表、13/15インチで8日発売
2024年3月4日 22:34
アップル(Apple)は4日、「M3」チップを搭載した「MacBook Air」を発表した。13インチモデルが16万4800円~、15インチモデルが19万8800円~。本日4日から予約注文が始まり、8日に発売される。
3ナノメートルの「M3」を搭載したMacBook Airの動作は、「M1」チップを搭載したモデルよりも最大60%高速で、最も高速なIntelベースのMacBook Airよりも最大13倍高速になるという。8コアのCPU、最大10コアのGPUを搭載し、最大24GBのユニファイドメモリーに対応する。
M3チップは、16コアのニューラルエンジン(Neural Engine)のほか、オンデバイス機械学習のパフォーマンスを向上させるアクセラレーターをCPUとGPU内に搭載する。リアルタイムで音声をテキストに変換する機能、翻訳、テキスト予測、画像認識などのAI機能を利用できる。
ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングとレイトレーシングに対応し、優れたゲーム体験が実現するほか、AV1デコードに対応する最新のメディアエンジンも搭載する。
Liquid Retinaディスプレイを備え、最大2台の外部ディスプレイに対応する。最大500ニトの輝度や10億色の色表現をサポートし、ディスプレイの大きさは13.6インチもしくは15.3インチとなる。
バッテリー駆動時間は最大18時間。MagSafe充電やWi-Fi 6Eをサポートする。2つのThunderboltポート、3.5mmヘッドフォンジャックを備える。カラーはミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバーがラインアップされる。
- M1チップを搭載した13インチMacBook Airと比べ、「No Man’s Sky」などのゲームタイトルは最大60%高速に動作する
- PhotomatorのSuper Resolution機能を使用したAIによる画像の補正は、M1チップを搭載した13インチモデルより最大40%高速になる
- Excelスプレッドシートでの作業は、M1チップを搭載した13インチモデルより最大35%高速になる
- Final Cut Proでのビデオ編集は、M1チップを搭載した13インチモデルより最大60%高速になる
- Intel Core i7搭載のWindowsノートパソコンと比較して、MacBook Airは最大2倍高速なパフォーマンス、最大50%速いWeb閲覧、最大40%長いバッテリー駆動時間となる