ニュース

ソフトバンクの宮内会長が退任へ、今井副社長が新たな会長に

 ソフトバンクは、4月1日付けで経営陣での人事を発表した。宮内謙取締役会長が退任し、取締役特別顧問へ就任する。

ソフトバンク取締役会長の宮内 謙氏

 新たな取締役会長には、現在、代表取締役 副社長執行役員 兼 COO法人事業統括の今井康之氏が就任する。

 また、代表取締役 副社長執行役員 兼 COOコンシューマ事業統括の榛葉淳氏は、代表取締役 副社長執行役員 兼 COOになる。

 ソフトバンクでは、宮内氏が6月に予定される株主総会をもって取締役を退任するものの、会長・社長としての経験を活かして、特別顧問として社外活動や一部の重職を続けるとしている。

 異動の理由として、次世代経営体制の確立・継承に向けた体制強化として、榛葉副社長がリードするコンシューマ事業と、今井副社長がリードするエンタープライズ事業を、執行役員へ継承させる。

 あわせて発表された組織改正では、「次世代を担う執行役員が統括する体制」になるとのことで、コンシューマ事業統括は「コンシューマ営業統括」「コンシューマ事業推進統括」「コンシューマ戦略/カスタマーケア統括」に分かれる。法人事業統括は「法人統括」に改称される。

 このうち、料金プランの説明や新製品の紹介などでたびたび登壇してきた寺尾洋幸専務執行役員 コンシューマ事業統括付(プロダクト&マーケティング担当)は、専務執行役員として、新設されるコンシューマ事業推進統括を担当する。