京都市内の公共施設フリーWi-Fiが「OpenRoaming」に対応

　ワイヤ・アンド・ワイヤレス（Wi2）は5日より、京都市の「公共施設における京都どこでもインターネット（KYOTO Wi-Fi）」を導入している公共施設において、OpenRoamingに対応したフリーWi-Fiサービスの提供を順次開始する。

　OpenRoamingは、Wireless Broadband Alliance（WBA）が推進する国際的な無線LANローミング基盤。ユーザーは、対応する端末を設定したりアプリをインストールしたりしておくと、一つのIDで世界中の対応アクセスポイントを簡単に利用できる。

　OpenRoamingを利用して「KYOTO Wi-Fi」を利用するには、まずSSID「KYOTO_Wi-Fi」を選択し、ブラウザを立ち上げる。「OpenRoamingでログイン」を選択したあと、「利用規約」に同意し、本人性確認ページへ進む。本人性確認完了後、プロファイルをダウンロードし、インストールする。

　2回目以降は、SSIDを選択しなくても、国内外のOpenRoaming対応のアクセスポイントへ自動で接続する。

　なお、従来の方法で利用することも、引き続き可能だという。