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マイクロソフトが「Copilot Pro」を発表、「Microsoft 365」アプリでCopilotを使える

 マイクロソフト(Microsoft)は、さまざまなAI機能を活用できるサブスクリプションサービス「Copilot Pro」を発表した。日本向けのWebサイトでは、1ユーザーあたり月額3200円と案内されている。

 Copilot Proでは、「Microsoft 365 Personal」または「Microsoft 365 Family」サブスクリプション製品を利用している場合、Word、Excel(プレビュー)、PowerPoint、Outlook、OneNoteでAIサービスのCopilotを利用できる。文書の下書きやメールの要約、プレゼンテーションの作成などに役立てられる。

 また、「優先アクセス」が用意される。使用量のピーク時に、無料版のCopilotではGPT 3.5の利用に制限される場合がある一方、Copilot ProではGPT-4やGPT-4 Turboを利用でき、パフォーマンスを高速化できる。

 加えて、Copilotを利用してAI画像を生成する機能において、画像をより迅速に生成するためのターン数を意味する「ブースト」の数が増える。Copilotでは一日あたり15ブーストが用意されるのに対し、Copilot Proでは一日あたり100ブーストが用意される。

Copilot GPTの発表も

 マイクロソフトは、「Copilot GPT」も発表した。Copilot GPTを使うと、フィットネスなど特に関心のあるトピックについて、Microsoft Copilot の動作をカスタマイズできる。

 Copilot Proユーザーは、Copilot GPT Builderを使用し、独自のCopilot GPTを作成できるようになるという。